アモキクリア錠の効果について
アモキクリア錠は、広範囲の細菌に効果がある犬猫用のペニシリン系の抗生物質です。
これまでの抗生物質は苦味が強く、猫に飲ませにくいのが欠点でした。
ですが、このアモキクリアは、かまぼこ風味で苦味もないので、飲ませやすいんです。
我が家の猫たちは、「風邪のクシャミ」や、「黄色い鼻水」が気になる時に処方されました。
アモキクリア錠が効果がある有効菌などの詳細です。
有効菌種:ブドウ球菌適応症
犬猫:細菌性皮膚感染症
風邪だけでなく、下記のような他の症状でも処方されていますよ。
中耳炎、扁桃腺、副鼻腔炎、肺炎、細菌性腸炎、肛門腺炎、尿道炎、
膀胱炎、腎盂腎炎、子宮内膜炎、子宮蓄膿症、乳腺炎と多くの感染症の治療
犬猫の膀胱炎や化膿止めにも
若い猫の場合、細菌感染が原因となる膀胱炎は少ないようです。
多くの場合は、ストレスなど原因不明との事で、
その場合は、アモキクリア錠では膀胱炎は改善しませんね。
ただ、高齢になってくると、免疫力が低下したり、
色々な疾患がある場合も増えるので、
細菌性の膀胱炎にかかる割合も増えてくるそうですよ。
また、
・避妊手術後の細菌感染の予防
・けがをした時の化膿止め
などにも処方されていいます。
アモキクリアの効果が見られるまでの期間・日数は?
我が家の風邪をひいた猫たちの場合、アモキクリア錠を飲んでも最初の数日は、
あまり変化は感じられませんでした。
やはり、人間でも抗生剤を飲んですぐには、風邪は治りませんからね^^;
うちのキャンディの場合、だいたい4日目くらいから
ちょっと鼻水が減ってきたかな?
という感じになりました。
でも、免疫力が弱い子なので、1週間目でも、まだ完全には、治らないんですよね><
ひどい時には、10日分処方されて飲みきっています。
そこまでやらないと、またすぐにクシャミと鼻水、咳がぶり返してきちゃうんですよ。
別の猫、クーが風邪をひいた時には、1週間でクシャミや鼻水も治りました。
その子の免疫力や、症状の程度によって、飲む期間が変わってきます。
抗生剤は処方された期間は飲みきらないといけません。
途中でやめてしまうといけないので、
副作用がないようなら、猫ちゃんの様子を見ながら、
4日間、1週間、10日間などの獣医さんに処方された分を
ちゃんと飲みきるようにしてあげて下さいね。
我が家では、同じ風邪を繰り返す猫が一匹いるので、アモキクリアにはよくお世話になっています。
野良猫の風邪や怪我の時のために、アモキクリアと同成分のお薬を
通販で買っている方もいらっしゃいますね。
苦くないので、病院につれていけない野良ちゃんにも
飲ませやすいですよ。
****追記***
私もアモキシシリンを先日、野良の猫ちゃんで
口内炎で痛みとヨダレがひどかった子に与えました。
その時の記事がこちら。
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