名古屋市北区で「犬猫の飼育不可」の市営住宅で、30匹以上の猫を
飼育していた女性が強制退去となりました。
犬猫の飼育不可というだけでなく、
玄関前のウンチやオシッコの悪臭も隣の棟の人までが
感じるほどで、鳴き声もうるさかったとの事。
3DKの部屋の中で、30匹以上いたとなると、
やはりちょっと無理がありますもんね^^;
すべての子に不妊手術がされていたとも思えませんし。
去年の2月に入居したその女性は、
これまでにも住宅会社との話し合いなどで、
退去するよう言われていたようですが従わず。
名古屋市が女性を提訴して6月11日までに
強制退去を求めています。
名古屋市でのこのような強制退去は初めての事。
退去後の猫たちについては、女性が転居先で飼えない場合、
飼い主が見つからなければ殺処分される可能性もあると
言われていました。
ですが、それを知った大阪府の松井一郎知事が、
名古屋市、河村たかし市長に、
「猫たちには罪はないから、猫を極刑に処するような
ことにならない寛大な処置を・・・・・」
というメールを送ったそうですね。
「猫、守ってちょうよ」という。
河村知事も、「猫に罪はないから殺処分はいかんよ」と
指示しているとの返事がその日のうちにあったそうです^^
ただ、名古屋市のすべての殺処分予定の猫たちを
救えるわけではないので、まだまだ、
手放しで喜べる状態ではないですね。
「多頭飼育崩壊」は、3年前から増えてきていると
番組でも言われていました。
避妊去勢手術さえしていれば、
このような事も起こりにくくなります。
市町村では手術の助成金がでる地域もあるので、
問い合わせて利用されるといいですね。
また、最近も猫の虐待で逮捕される事件も
いくつか起きています。
去年の6月、神奈川県相模原市では
11匹の猫の死骸を公園に埋めた疑いなどで、
20代の女性が逮捕。
そして、
今年の2月に神奈川県川崎市でも、
23匹の猫を不衛生な環境でケージに閉じ込めていた
60歳の女性が虐待の疑いで逮捕されています。