獣医さんは飼い主さんから話を聞いて猫の体をチェック、そして必要に応じて検査して、治療してくれますが、一番その猫を知っているのは飼い主のあなたです。
獣医さんは飼い主さんの言葉からしか、家での様子や症状はわかりません。
猫ちゃん自身は言いたい事があっても言えませんしね。
ですので獣医さんだけに頼り切るだけじゃなく、あなたも猫ちゃんの様子を日々しっかり観察して下さいね!
私の経験も書いておくので、こんな事もあるんだと参考にして下さい。
猫のタール状の下痢の原因は・・・
20歳で天国に行った、スコティッシュフォールドのバニラが昔、突然、タール状の下痢になった事があります。
原因は思いつかなくて、病院では点滴を受けて整腸剤をもらいましたが。
その時、胸のあたりが濡れている事に気づいて獣医さんに言ったら、舐めたせいだろうとあまり気にしませんでした。
でも、家に帰ってもいつまでも乾かなくて、おかしいな・・・と、バニラの胸のあたりの匂いをかいでみたら、『油』のニオイ!
油を飲んで下痢になった?!
そういえば、前の日に唐揚げを揚げた時に、油がガス台に冷ましてあったのを思い出した。
それをなめたんじゃ・・・・・・・?!
絶対そうだ。
原因不明の下痢じゃなくて、油をなめたせいだ!
「獣医さんもわからない下痢の原因」がわかった瞬間でした^^;
独身時代だったとは言え、猫がガス台に乗ることはよくあるので、気をつけなければいけませんね。
高齢猫が毎日吐くようになった時
それから何年も経ってバニラが19歳になった頃、突然、毎日吐くようになりました。
最初は机の下で吐いていました。
吐くものがある時もあれば、泡しかでていない時もある。
心配で病院に連れて行ったんですが、高齢のため胃腸が弱っているんだろうとの事。
獣医さんでは、炎症を抑える薬と、ビオフェルミンを処方されました。
そしてまた、翌日も吐いていたんですが、気づいたことがありました。
それは、トイレから出てきてから、別の場所で吐いているんじゃないかという事。
そう思って、次にバニラがトイレに行くところを見かけた時に、そばで様子をみる事に。
そうしたら、トイレの中でウ○チをしようとふんばっているのに、ちっとも出ていない事に気づきました。
体は前後にゆっくり揺れて力んでいるのに何もでていない。
そして、何も出ないままトイレから出てきたと思ったら、えずきだす。
やっぱり、ふんばりすぎて、吐いてしまっているみたいでした><
とりあえず急ぎで、便がでやすいように、家にある無塩バターや、毛玉用ジェルを舐めさせておきました。
毛玉用ジェルで獣医さんでも処方されるのが猫用ラキサトーンですね。
こういうものは、たいてい通販の方が安いです^^;
これが好きで喜んで舐めてくれる子もいれば、好きじゃない子もいます。
便秘を改善する薬という感覚であげないと、猫ちゃんが便秘で苦しんでしますからね。
指につけてあげて舐めてくれない子には、指で上あごにぬりつければ、食べてくれる子もいます。
それでも食べない子は口を開けさせて直接チューブから出した方が良かったという口コミもありますね。
うまく適量を出せるならいいですけど、どうでしょうね?
それからネットで、猫の便秘にいいドライフードを色々な口コミを見ながら探しはじめました。
そして試してみようと思ったのが、ロイヤルカナン猫用の消化器サポート「可溶性食物繊維」です。
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それからは、腎臓の数値が悪い子もいたのでロイヤルカナンの腎臓サポートも使いながら、便秘予防に消化器サポートも併用して使うようになりました。
このフードのおかげで、バニラはそれ以来、便秘や吐き気に悩まされる事もなくなりましたよ^^
腎臓の数値があまり良くない子も、安定していました。
便秘で悩んでいる猫ちゃんや、高齢で消化機能が衰えた子にもおすすめです。
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「獣医さんが知らないこと」いかがでしたか?
猫が吐いた時、下痢をした時、調子が悪そうな時、こんな感じで獣医さんでは判断できない事実が隠れている事があるんですよね。
なので、私も今は、何かおかしい時には、猫の行動をよくチェックするようにしているんでよ。
些細なことでも、何かいつもと違うことなど、日頃から見ていると気づきやすいですね^^