野良猫に噛まれた女性がSFTS(重症熱性血小板減少症候群)に感染して、死亡していた事が明らかになりました。
西日本の50代のその女性は、弱った野良猫を保護しようとして噛まれ、10日後に亡くなったそうです。
哺乳類から感染したのは世界初との事。
マダニの大きさは吸血前で3ミリから4ミリ。
森だけでなく、草むらなど市街地にも生息しているので注意が必要ですね。
マダニ感染症、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の症状
動物がSFTSに感染しても、一般的に症状を示さない(不顕性感染)が多いそうです。
でも、人がウィルスを持ったマダニに噛まれた場合や、ウィルスを持ったマダニに噛まれた動物から感染した場合は、今回のように死亡する事もあります。
SFTSの症状は、発熱や食欲低下、嘔気、嘔吐、下痢、腹痛、そして人によっては、頭痛や筋肉痛、神経の症状(意識障害、けいれん、昏睡)、リンパ節の腫れ、呼吸不全、出血(歯肉出血、紫斑、下血)など。
現在のところは、飛沫感染や空気感染の報告はありません。
日本で感染が確認された年齢層は5歳~90歳ですが、実際に死亡が見られているのは50歳以上、高齢者が重症化しやすいと考えられます。
SFTSの検査は、血液検査で行われます。
SFTSの潜伏期間
SFTSの潜伏期間は、マダニに咬まれてから6日~2週間程度です。
SFTSの治療法
有効な抗ウィルス薬などの治療法はないため、対症療法が主な治療法となります。
マウスの実験では、インフルエンザの薬が効く事もあり研究されているようです。
SFTSを予防するには
完全室内飼いの猫では心配ありませんが、外出している猫やお散歩をする犬の場合、マダニを予防する薬を使用して、マダニがつく事を防ぐ事が大切です。
ノミやマダニの予防薬は動物病院で処方していますし、いつも使用している薬なら通販などで安く買う事もできます。
散歩や外出から戻った時には、コームでといてあげてチェックする事も有効ですよ。
また、人の場合もペットの場合も、マダニが食い込むほど咬みついていたら、無理に取らずに病院で取ってもらって下さいね。
猫のマダニを予防する薬は?
猫のマダニを予防する薬は、フロントラインプラス、ブロードラインなどあり、通販で購入できます。
1ヶ月ごとに1回、首の後ろ下の肩甲骨の辺りの毛をかき分けて、皮膚に垂らす液体です。
適応体重なども、確認しましょう。
◆格安通販サイト( 正規品&最安値保証 )はこちらです。
・ノミやマダニ、ハジラミの駆除
・ノミの卵の孵化・発育まで阻止するダブルの効果
1ヶ月に1回で、ダニには3週間寄生を予防します。
(ノミは、1ヶ月~1.5ヶ月)
うちでは、病院で体内の寄生虫にも効く「ブロードライン」をつけてもらったので、外出する子にそれをつけていましたが。
体内の寄生虫にも効く分、強い薬でしょうし、もう今は回虫もいないので、最近は「フロントラインプラス」を使うようになりました。
「ブロードライン」もこちらで販売されるようになっていました。
プロードラインもフロントラインプラスも、マダニに対応していますが、レボリューションはミミヒゼンダニに対応しています。
>>「レボリューション」と「ブロードライン」の違いや詳細はこちらの記事