マンション内の駐車場に来る黒い野良猫ペロちゃんに、今年の夏頃ノミがいたようで、いつも首を後ろ足でボリボリと掻いていたんですね。
そして、体に白い粉(フケ)がついているのが気になっていました。
ノミによる皮膚炎を起こしていたかも。
フロントラインプラスやブロードラインは、首の後ろの毛をかき分けて皮膚につけなければいけません。
慣れていて触らせてくれる野良猫なら使えますけどね。
また、高齢かもしれないので、強い薬は心配です。
そして、うちのお散歩に出るロンちゃんに、とうとうノミがついてしまいました><
野良の黒猫、ペロちゃんはロンちゃんの事が大好きで、いつもすり寄ってくるので、ノミをもらっちゃったかもしれません。
ただ、ロンちゃんは以前ブロードラインをつけていたので、その効果が残っていたのか、ノミはお腹に少しいた程度。
なのでロンちゃんよりも、完全室内飼いの猫たちに広がってしまいました><
ノミってどんな形?
ノミって、丸っこいイメージがあったんですが、上から見ると細長いんですね。
なので私は最初、ノミだとは思わずに床にいた黒い細長い虫を指で取ろうとしたら、指を離した瞬間、ピョン!と飛んでビックリ。
まさか、ノミ?!
チャック袋に捕獲したノミを上から見た姿。
血を吸って丸くなったノミを横から見た姿。
最初は、ラピスの首の辺りにいたのを娘が見つけて、「ブロードライン」を病院で処方してもらったんですが・・・。
その後、次々と他の猫たちもノミが何匹も体についていて、猫ベッドや猫のブランケットからも、ノミのフンらしき黒いつぶつぶが・・・・・・。
ノミは血を吸っているので、ノミのフンは水に濡れるとベタベタするし、水に含ませたコットンに乗せて濡らしてみると、赤茶色の色がにじみ出るんですね。
洗面台でブランケットをはらうと、そのノミのフンが表面にくっついて、水で流そうとしてもベタベタして落ちにくいです。
とりあえず、他の猫はノミの数が少ないと思って、昔買ったノミ取り用コーム「ノミキャッチャー」が家にあったので、最初はそれで猫たちのノミを取ってみました。
ノミキャッチャーの使い方は?
これが、ノミキャッチャーです。
こんな風に、コーム部分と持ち手の部分が開くので、そこからノミを取り出せます。
これで、猫達のノミを取るとこんな感じに、少量の抜け毛と一緒にノミがとれるんですよ。
ノミを取ってそのままノミキャッチャーのフタを開けてしまうと、ノミが逃げ出してしまうので、透明の丈夫なビニール袋を用意しておきます。
そして、ビニール袋の中にこのまま、ノミキャッチャーを入れます。
それから、袋の上の方で持ち手の部分をビニール袋ごと握って、逃げ場をなくします。
そうしたら、ノミキャッチャーの透明のコーム部分のフタをはずします。
手で上に押し上げるとパカっと開きます。
外れても、またつけられるので大丈夫ですよ。
そうしたら、ビニール袋の外からコームの毛と一緒にノミを袋の下に落とします。
ノミキャッチャーのフタや本体についているノミも、振り落とします。
その後、ノミを袋の中で一匹ずつ、ビニール袋が破れないようにプチっとつぶしてから、コームをそっとビニール袋から出して、水洗いします。
つぶした時のノミの卵もあるかもしれないので、ビニール袋の中をこぼさないように縛って捨てればOKです。
ドギーマンハヤシ HoneySmile ハニースマイル ノミキャッチャー HS-… |
ノミの捕まえ方
ノミがもし、逃げてしまった時や、床の上にいるのを見かけた時に、手やティッシュで捕まえようとすると、手を離した時にピョンと飛んで、見失ってしまいます。
床などにいたノミを捕まえる時には、セロハンテープなどで、くっつけて捕るのが一番です。
うちの猫たちにノミがいた時には、いつどこでノミを見かけてもすぐに対応できるように、あちこちに、5センチほどにちぎったセロテープを冷蔵庫や洗面所などにも貼りつけておきました。
こうしておくと、他の部屋にテープを取りに行って、ノミを見失う事が避けられます^^
最後にはブロードライン、そしてフロントラインプラスに
ただ今回、他の猫達のノミ数が多くてコームでは追いつかず、
結局全員に、ブロードラインを処方してもらいました^^;
2500円(税別) ✕ 5匹分。
室内にはノミとりホイホイも夜に置いておいたり、
くまなく掃除機がけをして、なんとか落ち着きましたよ。
それほど、室内でノミを多く見かける事はなかったせいか、
3匹ほど入っていただけでしたが^^;
ただ、「ブロードライン」はキツイのか、
ラピスやキャンディが一時的に少し
元気がなくなったんですよね。
ロンちゃんは、あまり変化を感じなかったんですが・・・。
なので、もし次回もノミが発生した時には、
「フロントラインプラス」にしようと思いました。
こちらも、肩甲骨の間辺りにつけるだけ。
今はお腹に回虫などもいないので、
マダニにも効果がある「フロントラインプラス」で十分ですしね。
フロントラインプラスは、体表のみに広がって、
血中には入りにくい「フィプロニル」という成分なので、
こっちの方が安心して使えそうです。
効果を持続するには、1ヶ月半ごとにつける
必要があるので、3本入りや6本入りだと
Amazonでは送料無料になっていてお得ですね。
**** 追記 ****
秋になって、ロンちゃんのお腹にノミを1匹発見。
そして、ロンちゃんのいる横の床にも2匹ほど見かけたので、
ブロードラインをつけてから1ヶ月半過ぎていたロンちゃんに
「フロントラインプラス」をすぐにつけてあげました。
無事、他の猫に広がる事もなくノミ駆除できましたよ^^