猫をこれから飼おうと思った時に、まずはペットショップに
見に行こうと思う方も多いかもしれません。
私が初めて猫を飼い始めたのは、
まだ独身で、OLをしていた頃。
近所に捨て猫でもいれば、その子を飼いたいと
思ったかもしれませんが・・・。
私が住んでいる近辺では、たまによその庭の中にいる猫を
見かける程度だったので、ペットショップに行くしかないと
思いました。
生後2ヶ月未満の子猫
タウンページで調べた近所のペットショップで、
アメリカンショートヘアの「生後2ヶ月未満」の子と出会い、
とても可愛くて、初めての猫との生活がスタートしました。
知識のある方は、ご存知かと思いますが、
「生後2ヶ月」の子猫は、まだ母猫から引き離すのは
早いんですよね。
できれば、2度めのワクチンが完了する生後3ヶ月までは、
母猫や兄弟たちといるのがベストです。
まだまだ、免疫力も弱く、兄弟猫とのじゃれあいをしながら、
噛む強さなども学んでいく段階。
それなのに、ペットショップでは小さいほど可愛いし、
売れやすい、早く売りたいなどの理由で、
そんな小さな子猫を販売したりもしているんですね。
私が飼い始めたアメショーの子も、
環境の変化なのか家に来た当初は、
ひどい下痢で大変でした。
ペットショップで紹介された病院に通院しても治らず、
他の病院にも行き、最後は猫専門の病院で診てもらい、
すすめられた療法食も始めて徐々に治っていきました。
売れ残った犬猫の「闇の引き取り屋」
ペットショップやホームセンターで大きくなり
売れ残った犬猫を引き取る「引き取り屋」という業者もいます。
そんな「引き取り屋」が虐待の容疑で刑事告発されたニュースを
ご覧になった事はありますか?
売れ残りの動物たちは狭い小屋やケージに閉じ込めて、
繁殖用に使ったり、
小屋に閉じ込めたまま糞尿もそのまま、爪も伸び放題で
肉球や手のひらに爪が食い込んでいたりという劣悪な環境の中、
栄養状態も悪いまま、ただ「死を待つ」だけ。
引き取り費用を稼ぐ目的の引取業者は、
ペットブーム、猫ブームなどもあり、活性化しているようです。
ある意味、殺処分よりも残酷とも言える、
売れ残った犬猫たちのそんな虐待のような仕打ちを、
あなたはどう思われますか?
このようなことを防ぐためには、どうすればいいのか、
ペットを飼われる方は、考えてみることも大切だと思います。
【無料絵本】ペットショップにいくまえに
これから、ワンちゃんやネコちゃんを飼いたいと
思っているあなたへ。
一度、こちらのサイトの無料絵本を読んでみてください。
ペットショップにいくまえに
絵と文: どい かや
印刷して配布することもできるようになっています。
あなたのお友達やご近所の方などで、
これから、犬や猫を飼う予定の方がいらっしゃれば、
ぜひ、読んでもらって欲しいと思います。
猫を飼うにはペットショップ以外にどこに行けばいいの?
もし、あなたが猫とこれから暮らしたいと思っているなら、
まずは地元の保健所や動物愛護センターで、
「殺処分前」の猫たちに会ってみてください。
また、お住まいのボランティア団体などが主催する、
「譲渡会」でも里親さんを待っている猫たちがいます。
ネットでも里親募集サイトがあります。
我が家でも、保護した猫の他にも、
里親募集サイトからのご縁の猫、ラピスもいますよ^^
ネットの里親募集サイト
インターネットで里親募集をしているサイトや
掲示板をいくつか紹介します。
それぞれのサイトには、ルールなどもあるので、
里親応募の際には、確認してご利用くださいね!