猫は腎不全や泌尿器の病気になりやすい動物です。
腎不全になってからだけでなく、普段からフードや水にも気をつけて予防もしてあげたいです。
猫の腎不全、予防に使いたいキャットフードは?
猫の腎不全の「予防」を考えているような猫に大きな愛情を持っている飼い主さんなら、粗悪なキャットフードを選ばないように気をつけられていると思いますが。
安価で粗悪なキャットフードは、腎不全以外にも猫の体調不良やアレルギーなど様々な病気を引き起こすリスクが
腎不全の猫ちゃんになら、低タンパクでリンも抑えたフードを選ぶ事が大切ですね。
猫は元々肉食なので穀類の消化は苦手なため、グレインフリー(穀物不使用)のキャット・フードも人気があるんですが。
消化の悪い物がアレルギーの原因になる事もありますし、穀物アレルギーの猫ちゃんは、グレインフリーのキャットフードを食べる必要があります。
ですが、腎不全の猫ちゃんには、肉の多い高タンパクのフードは良くないんですね。
ただ、穀物は食物繊維でもあるので全く摂らない場合、便秘の原因にもなってしまいます。
良質なグレインフリーのキャットフードには、イモ類や豆類で食物繊維を補っているので、質の良いフードを選ぶ事がポイントです。
うちは、猫達の好き嫌いがあるので何かいいフードはないかなと、グレインフリーのこちらのフードを先日買ってみましたが、ポテトや豆などが原材料に書かれていました。
アレルギーなどはないので、これを他のフードに混ぜてあげたんですけどね。
腎不全になってしまった子は、うちの子も食べていましたがロイヤルカナンなどの「腎臓サポート系」の食事に変える必要がありますね。
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また、腎不全の予防にも、質の良いキャットフードを選んであげる事が大切です。
原材料は、配合が多い順に書いてあるので、まだ腎不全になっていない子なら、穀類が一番最初に書いてある安価なキャットフードは避けた方がいいです。
猫たちが消化が苦手な穀類を多く使用しているのは、コスト低減のため。
安価なフード、粗悪なフードは穀類が一番最初に書いてありますので、原材料を必ずチェックして下さいね。
ちなみにうちの子たちは5匹もいるのでそれほど高価なフードでもありませんが、メディファスやピュリナワン、そして嗜好性が割といいビューティープロなど、時々変えてあげているんですが。
メディファスやビューティープロは穀類がトップに書かれているんですが、特にメディファスはうちの子たちは、吐きにくいフードなので、ピュリナワンと交互に使ってるんですね。
市販の着色料が使われているものは、発がん性のある青色1号や、赤色2号、3号など平気で使われているもののありますしね。
「銀のスプーン」のドライフードにも、見た目では気づかないんですが、発がん性の疑いのある着色料が使われているんですよ。
これらは、人用のお菓子や食品にも使われていますが。
そんなうちの子たちは、おやつ程度でも「キャラット」を数粒食べると吐いてしまいます。
アレルギー物質が多いものや、着色料も入っているフードはあまり食べさせたくないですね。
猫の腎不全や尿路結石、予防にミネラルウォーターは厳禁!
ミネラルウォーターは、硬水と軟水がありますが、特に硬水は猫ちゃんに良くありません。
下痢になりやすいだけでなく、尿路結石の原因であるマグネシウムやカルシウムも多く含まれていますから。
また、軟水でもマグネシウムやカルシウムの量に差があるので、できるだけ含有量が少ないものを選ぶ必要があります。
マグネシウムやカルシウムが多い水をあげるなら、水道水の方がよほどいいです。
また、ペット用の水素水で腎不全が改善された例もあります。
水素水は水素が抜けやすいので、そのための対策もされた容器、残存濃度が高いもの、猫のためにミネラルがおすすめですよ。