キャンディは相変わらず、ドライフードを細かく割らないでそのままの大きさで食べると、数粒食べたとこで吐いてしまいます><
カリッカリッと噛んで食べていても、それでは大きいみたいです。
やはり、飲み込んだけど食道で詰まってしまって、吐き戻しているような感じに思えるんですよね。
この前書きましたが、獣医さんに食道の炎症が気になると私が言ったため、抗炎症剤と抗生剤の注射2本を3日続けて病院でしてもらった所、3日目に片方の鼻から黄色い鼻水が出てグシュしてきちゃいました><
抗炎症剤を使うと免疫力が下がるのでそのせいかも知れません。
鼻水が出てきてしまったので、やはりこの子の菌に効くテトラサイクリン系の抗生物質、ビブラマイシンがいいとの事で、先生が錠剤を4分の1に切ったものを目の前で飲ませてくれました。
4分の1の大きさなら喉に詰まりませんでした。
家には前回もらった2分の1に割ったビブラマイシンの錠剤が全く使っていない状態だったので、それを更に半分に包丁で切って4分の1サイズにして飲ませる事に。
そして、ビブラマイシンを飲ませた後には、今度はちゃんとエサを食べさせたり、水をシリンジで飲ませました。
おかげで、6日分飲み終わった頃には鼻水は止まってくれましたよ^^
ただ、子猫用のドライフードでも、数粒食べると途中で詰まった感じになって吐き戻してしまうのは治りませんでした。
でも、3分の1~4分の1程度に細かく割ってあげれば、喉に詰まった感じにもならなくて吐かないんですよ。
「カルカンパウチ」の子ねこ用のような細かいウェットフードも大丈夫。
今のところ、ちゃんと栄養が摂れているのは救いです。
時々、他の猫の細かくしていないドライフードが別の場所に残っているのを拾って食べてしまうと、詰まったようになって吐いてしまうので、気をつけないと・・・ですね。
吐き出す時に、鼻腔などに食べ物や液が入ってしまうと鼻炎や誤嚥性肺炎になる事もあるようなので。
前回の鼻水も、なぜか左の鼻の穴からのみ出ていたので、吐いたものが鼻腔に入ったせいだったのかも?!
こんな風に、キャンディのような食道の症状がみられる病気はいくつかあります。
猫が食べてすぐに吐出してしまう時の病気は?
猫ちゃんがよく毛玉を吐き出したり、一気に食べ過ぎて吐き戻す時に、カッカッ・・・という感じに音を出してから吐き出すのは嘔吐ですが。
そういうのもなく、コポッという感じに吐き出すのは、吐出ですね。
胃までたどり着いていないので、消化もされていない状態で出てきます。
こんな症状が表れる食道の病気にはいくつかあります。
食道炎
食道に傷がついたり、酸性やアルカリ性の薬などが喉にとどまるなどが原因で、粘膜の炎症が起きる病気です。
また、逆流性食道炎の胃酸が原因となる事もあります。
食道の炎症で痛みで食べたものを吐出する事も。
ひどくなると食道狭窄など重症化する恐れもあるので、食べてすぐに吐く事が続く場合は、早めに病院に連れて行って下さい。
食道狭窄
食道の内腔の一部が狭まってしまう病気です。
固形物が通らない、液体も通らない重症になる事もあるようです。
原因は、先天的なものから、後天的に異物を食べたり吐いた時に食道が傷ついたり、逆流性食道炎での胃酸、酸性やアルカリ性のものでできた傷痕など、それらが原因となって内腔が狭まってしまうんですね。
キャンディは、ビニールを食べて吐いていた事もあったし、ビブラマイシンも酸性の薬なので、食道に長時間とどまってしまうとその部分が炎症を起こして、狭窄の原因になるようです。
バルーン手術で狭くなった箇所を広げる方法がありますが、もし破れると食道は縫合してもくっつきにくいため危険も伴います。
また、再発しやすいため、何回か繰り返し行う事で完治に向かいますので、費用も高額になっていきます。
巨大食道症(食道アカラシア)
食道の蠕動運動(ぜんどううんどう)の力が低下して、食道が食べ物をうまく運べなくなり、食道に停滞してしまう事で食道の一部が拡張してまう病気です。
原因は先天性のものと後天性のものがあります。
後天性の場合は、繰り返す嘔吐や食道異物での傷などが原因となる事もあります。
内科療法と外科的な治療があり、その猫の状態によって対処します。
食道は、バリウム検査、内視鏡検査ができる動物病院で検査できますよ。
キャンディの食道も、どんな状態かは検査してみないと何とも言えないので、近くで内視鏡検査ができる病院を調べています。