保護した野良のサビ猫ちゃんは「サビィ」と名付けました。
まだ、うちの子にするかは決めていなくて、いい方が見つかれば里子に・・・とも考えていますが、毎日接していると可愛くて離したくなくなります><
里子に出すのも、本当に猫の事を考えて、生涯この子を大切にしてくれる人なのかを見極めるのが難しいという心配もありますしね。
安易に子猫を飼い始めない理由
なんで、サビィをうちで飼うか迷っているのか。
それは、
「もしこの子が20歳まで生きたら自分は何歳になるのか」
「その時、老いた猫をちゃんと看病していく事ができるのか」
そういった事も考えなくてはいけませんしね。
看病というのは、体力も気力もかなり必要になってくる場合もありますから。
自分の睡眠時間も何日も削ることだってありえます。
この間、たまたま知りあった奥さんも、
「飼ってた猫たちはもう死んじゃって、自分たちの年齢を考えたら、今から子猫は飼えないから我慢してる」
と、おっしゃってましたよ。
今は、自分たちも元気で猫のお世話もちゃんとできる。
でも、10年後は? 20年後は?
と、考えていきなきゃいけないんですよね。
うちのスコティッシュの子も、最高齢は21歳でしたし、純血種でも15年以上生きてくれた子も結構います。
私も、今でもすぐに疲れたり、暑いとそれだけでグッタリしているのに、サビィが長生きしてくれて、20歳になったとしたら、それはそれで嬉しい事なんですが。
でも、
「 20年後の自分はちゃんと出来る限りの面倒をみてやれるのか? 」
ってことも、考えてしまうんです。
子供たちがいたって、将来の事はわからないし、無責任に押し付けられませんしね。
結婚して妊娠したら、トキソプラズマや赤ちゃんへのケガの心配、猫の世話の大変さから猫を手放す人もいます。
また、転勤してペットが飼えない住宅に引っ越すため、猫ちゃんを手放す方もいましたよ。
でも、これらは、努力次第で乗り越える事ができる事ですよね。
里親さんを探すならまだしも、外に放して野良猫にしたり、保健所送りで殺処分になってしまう子もいるんですよ。
※犬は年間10万頭、猫は年間20万頭ほどが殺処分されている現実
ですので、
“ 出来る限りの努力もしないで手放すくらいなら、最初から猫を飼わない ”
という事を守って下さいね。
猫だけでなく、全てのペットに言える事ですが。
予想外の事が起こってやむを得ない場合は、里親探しなどの出来る限りの事をして、その子に「二番目の幸せ」を見つけてあげる努力を惜しまないでください!