野良猫を保護する時 まず何をすればいいの?

猫好きな方や猫を飼っている方、飼ったことがある方などは、もし、ケガをした野良猫を見かけたり、風邪や病気で具合が悪そうな野良猫を見かけて心配になった事、一度はあるんじゃないでしょうか。

また、野良の子猫がやせ細っている事もあるでしょう。

体調が良くなるまで一時的に保護する場合、保護してうちの子にしたい場合もあると思います。

どちらにしても、なんとか助けてあげたいと思ってくれた優しい方は、参考にされて下さい。


野良猫を保護して病院に連れて行く手順

1.野良猫を捕獲する

人に慣れていない猫を捕獲する事は、保護活動などで経験してる方は慣れていますが、初めての方や、人に慣れていない野良猫を捕獲する事は苦労するかもしれません。

ですが、そのまま放置してその猫ちゃんが亡くなってしまったり、今以上に弱ってしまう事もあるので、もし、保護すると決めたら頑張って保護してあげて下さいね!

一人の力では無理だと思ったら、保護団体に相談してみる事も視野に入れられるといいですよ。

捕獲する方法を決める

捕獲する方法は、慣れているのか慣れていないのかによっても変わってきます。

・キャリーバッグの奥に嗜好性の高いエサ(猫用おやつなど)入れて誘導する

・毛布でくるんで捕獲してからキャリーバッグに入れる

・捕獲器で嗜好性の高いエサを入れて捕獲する

などの方法があります。

野良猫を捕獲したらまずは獣医さんや家に一旦連れていくために、「キャリーバッグ」があると便利です。

もし、あなたがその猫ちゃんを飼うと決めている場合は、今後のワクチンなどの通院でも必要になるので必ず用意しておきましょう。

一時的ならダンボール箱でもできるかもしれませんが、運びにくいですし、鋭い爪でバリバリひっかいたりして中で暴れて壊されてしまう不安も・・・。

私が保護した野良の子猫サビィの時には、まだ初めて確認に行くため保護するか決めていなくて、小さな段ボール箱だけ持参したんですが。

ガムテープを忘れてしまったので、保護して獣医さんの所に向かう途中、脱出しようとバリバリと爪でひっかきながらスキマから手を出して大変でしたよ^^;

また、夏場や長時間の移動だと通気口もない箱では苦しいかもしれません。

野良猫を保護する時のキャリーバッグはどんなのがいい?

野良猫ちゃんを突然キャリーバッグに閉じ込めた時には、驚きと恐怖で興奮したり、暴れる可能性が高いです。

最近のキャリーバッグは、扉がワイヤーネットタイプのものが多いんですが、それよりも扉が透明のプラスチックのタイプが安全です。

手で扉を閉めた時にひっかかれないためにも、ワイヤーネットの扉はやめた方がいいですよ。

家では、このタイプのようにプラスチック扉のキャリーバッグを使いました。
下記のよりも昔に買った古いタイプのものなので、野良ちゃん専用にしています。

扉も閉めやすいですしね。

横の扉だけでなく、上も開けられるので、うちでは猫が嫌がる時には抱っこして上から入れていますよ。

そうすると、割とすんなり入ってくれるんです^^
野良ちゃんを毛布などでくるんで捕獲した場合にも、上からの方が入れやすいかもしれません。

慣れている猫ちゃんなら、キャリーバッグに慣れるように、キャリーバッグの中にエサを何度か入れて、安心させます。

我が家では、警戒心が強い子でも、まだ子猫だったので猫じゃらしの草でケージの回りで遊びながら、徐々に中に誘導していくようにしました。

安心して入ってくれるようになれば、速やかにフタを閉めて捕獲できるようになりますよ。

我が家でも、警戒心の強かった子猫も先日このタイプのキャリーバッグで無事、捕獲できました。

>>その時の記事はこちら

人間にあまり慣れていない、目の前に近づけないような野良ちゃんの場合は、毛布でくるむのも難しいので捕獲器を使うしかないかもしれませんね。

そんな場合は、捕獲器にエサを仕掛けて、近くに隠れて辛抱強く待つしかありません。

警戒心が強いとなかなか捕獲器にも入らない事があるんですが、よっぽどお腹が減っていれば入る確率はあがるかも。

捕獲器は無料で保護団体から貸してもらえる場合や、格安でレンタルしているところもあります。

猫を捕獲する時の注意


野良猫を捕獲する時には、猫がビックリしたり興奮して、ひっかかれたり、噛まれたりする事もあるという事も忘れないで下さい。

猫ちゃんにとっては、人間が自分に何をするのかもわからず、身の危険を感じて恐怖でいっぱいの状態になりますから。

もしも、噛まれたりしてケガをした時にはすぐに水で洗い流してから消毒して、その日のうちに病院へ行くことをおすすめします。

抗生物質の飲み薬と塗り薬を処方されると思います。

私は飼い猫が苦しんでいる時に、口に指を入れてしまい噛まれて、洗うこともしないでそのままにしていたら、その日のうちに、指がボンボンに腫れてしまいましたから><

また、人馴れしていない猫は、捕獲器や捕獲網などを使わないと捕獲が難しいです。

捕獲しやすい「踏み板式」の捕獲器は楽天市場でも売っています。

私は一度、ケガした子を捕獲した事があるんですが、捕獲器の扉がガシャン!と閉まって、猫を驚かしちゃう事も心配しましたが、確実に捕まえないといけない場合は捕獲器がいいですね。

また、凶暴な猫や、興奮した猫は中で威嚇したり暴れたりするので、

落ち着いたら運ぶのがいいかもしれません。

捕獲器は、お住まいの地域の動物保護団体や、TNR活動をされている団体などに問い合わせると、貸して頂けたり、貸してくれる団体さんを紹介してくれると思います。

一度使うくらいで購入するのは場所もとるし、もったいないですしね。

私は、名古屋でTNR活動をされている方にお借りしました。

※捕獲器は保護目的以外では使用できません。

   虐待などの目的でむやみに捕獲すると、動物愛護法により罰金100万円が課せられます。

もし、借りられる場合は、お住まいの地域の県名、市、区で

「猫 愛護団体 ○○市」「○○区 TNR活動」「猫 捕獲器 ○○市」

などと検索されるといくつか団体が見つかるでしょう。

捕獲器に猫が入ったら、大きな毛布かバスタオルをかけて暗くしてあげると落ち着きやすいです。

私は、上からスポっと捕獲器を入れられる位の、上のフタのないダンボールも貸して頂いたので、そこに捕獲器ごと入れて、上からバスタオルをかけてあげました。

2.病院へ連絡する

まず、猫を捕獲する前に、連れて行く動物病院が野良猫を治療してくれるのか調べておいて下さい。

電話で問い合わせれば答えて頂けると思います。病院の受付可能時間なども聞いておきましょう。

捕獲できたら、まずは病院に連れて行きます。

健康状態がわからないのでシャンプーなどもせず、まずは病院でノミ取りの薬などをしてもらい、健康チェックをしてもらいましょう。

また、調子が良くなればお腹にいる虫を駆虫する必要があります。まずは検便してもらい、虫や卵が発見されれば駆虫薬も処方されます。

家に猫を飼っている場合は、野良猫がもっているノミやその他の虫、病気が感染する場合があるので、できるだけ動物病院に行ける時間帯に捕獲するのがおすすめです。

すぐに病院に行けない時には、ケージなどで隔離しておきましょう。

3.治療後にどうするのか

野良猫の治療が一日で治って、元の場所にリリースできるのならいいですが。

ただ、もし、避妊手術が終わっていない猫なら、避妊手術もしておくのが地域の野良猫を増やさないために有効です。

そして、同時に不妊手術をした証の「耳先のV字カット」もしてもらいます。

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        ※イラスト・・・なごやかキャットより

なんか、ちょっと痛そうで可哀想な気もするんですが、また、捕獲されてお腹を切られるよりはいいですよね。

薬を飲み続けたり、目薬など継続する必要がある場合は、自宅でケージ飼いする必要がありますね。

自宅で投薬したり、通院するなどその子の症状によって変わります。

4.完治したあと

野良猫の治療も終わって元気になったら、元の場所にリリースするか、自宅でうちの子して飼うのか、里親探しをするかになりますね。

猫は長いと20年生きますし、一時の感情ではなく、先の事もしっかり考えてどうするか決めて下さいね。

野良としてずっと生きてきた子なら、また野良としての生活に戻ります。

元いた場所にリリースしてあげて下さい。

(※別の場所に野良猫を放すこと(移動させる)事は違法です。)

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もし、人に慣れそうな子なら、慣らしてから里親探しをするという選択もあります。

ただ、子猫でも、なかなか里親さんが見つからない場合もありますし、里親詐欺というのもあるので注意です。

虐待目的で里親募集に応募して、たくさんの猫たちを虐待していたという事件もありましたよね。

私も里親募集の掲示版で里親募集をしたら、数日以内に10匹以上もの猫に、里親希望のメッセージを送っている人から、応募があった事がありました。

ちょっと怪しいですよね。

ネコジルシの掲示版は、里親詐欺のための注意なども書かれているので参考になります。

ただ、最後には自分で判断する必要があるので、猫の一生を決める事なので、里親さん探しは慎重に行う必要がありますよね。

私は「譲渡契約書」を作成して、サインして頂いてコピーをお渡ししていました。

一時の感情で、子猫が可愛いからと飼っても、だんだん世話が大変になってきたとか、病気になったなどで手放すような人もいるので、本当に里親探しは難しいですね。

コメント

  1. のん福レオのお母さん より:

    にゃんずさん、こんにちは~。。
    スコクラブののん福レオの母(mami)です。。
    コメントをありがとうございました。。
    にゃんずは迷子になった猫を捜しながら、
    地域の外猫のお世話もされているのですね。。
    私も今回、千代を捜し歩いてみて初めて地域に外猫が多い事を知りました。。
    上手に地域のエサやりさんからご飯をもらっている子は良いのですが
    そうでない仔はとても痩せ細っています。。
    外での生活の過酷さを改めて感じました・・・。。
    にゃんずさんが捜している猫ちゃんが一日も早く見つかって保護できることを祈ってますね!!

    • にゃんず より:

      mamiさん、ご訪問ありがとうございます!
      そうなんですよね。
      外猫でも、臆病で人間にエサをなかなかもらいに来れない子など、
      色々いますよね・・・。
      うちの方にも、体格のいい子から、
      痩せ気味の子などが食べに来ています^^

      これからだんだん、寒くなってくるので、猫風邪なども心配です。
      また、スコクラブも遊びに行かせて頂きますね♪