うずらのカナの腹水ですが、エコーで見てもらった病院で、2週間ほど利尿剤やビタミン剤などをもらっていました。
でも、どんどん腹水は増えてしまい、下腹もパンパン。
だんだん呼吸がつらそうに…。
目ヂカラもなく、苦しそうなカナ。
体調が悪い時は、暖かくしてあげなきゃいけないので、水槽ケースは電気マットを使ってケース内を30度程度にしてある。
腹水はお腹(お尻の方)をライトで照らすと、こんな感じで透けて見えます。
腹水を抜いても、元の原因となる病気が治らなければ、また溜まってしまう。
でも、呼吸が苦しい状態だけでもなんとかしてあげたい。
どこか、うずらを診てもらえて、腹水も抜いてもらえる病院はないのか、再びネットであちこち探しました。
そして、近所ではないんですが自転車で15分ほどの動物病院が「ひょっとしたら…」という感じ。
対応の動物に『家畜』と書いてあったんです。
もしかして『うずら』にも詳しいんじゃないかと、とりあえず電話してみました。
「もし、この病院でも腹水を抜くことができなかったら、カナは明日までもつかわからない…」
と、暗い気持ちになりながらも、藁にもすがる思いで電話をかけて聞きました。
「うずらが腹水が溜まって呼吸も苦しそうなんですが、そちらで腹水を抜いていただく事ってできませんか?」
そうしたら、電話に出られた先生が明るい声で、
「できますよー(^^) どんな状態?」と。
カナの腹水を抜くことができる?!
カナの今の苦しみを取ってあげられる?!
期待と不安もありましたが、すぐに娘と準備してカナを連れて病院に向かいました。
病院についたらすぐに、
「まずこっちで見せて」
と、問診票を書いている間に診察室で診てくださいました。
急に腹水を抜くと、圧力の変化でショック状態になる事も心配で先生に聞きましたが、
「ショックになるほどは抜かないよ(^^)」
と。
私達は、カナが耐えられるのか、うまく腹水が抜けるのか…と、不安な気持ちで待合室で待機。
しばらくして呼ばれた時には、抜かれた腹水と、変わらないカナがいました。
相変わらず、あまり元気にはなっていなかったけど、呼吸は少しは楽になったみたい。
先生は、うずらの腹水の原因や、体の仕組み、食事や寿命についてなど、いろいろ説明して下さいました。
そして、ビタミン剤をもらい1週間後にまた、様子を見せに行くことに。
家に帰ったカナは、相変わらずあまり動かずじっとしていました。
でも、呼吸で体が大きく揺れることはなくなったかな。
しばらくしたら、カナが小さい声でヒョーヒョーと鳴いているのが聞こえました。
元気な方のハギは、いつもヒヨヒヨと小さい声を出しています。
でも、腹水で苦しかっカナは、最近全く鳴いていなかったので少し楽になったんでしょうね。
引き続き、電気マットで水槽の小屋の中の温度を上げて、布をかけて暗くして休ませておきます。
たまに、こっちを覗きたがるので、一部だけ小さく隙間を作っています(^^)
次の診察は一週間後。。。