老猫が便秘になる事は珍しくありません。
内蔵の働きも衰えてくるため、消化する機能も腸の運動機能も低下します。
中には、高齢になり下痢をするようになった猫ちゃんもいるようです。
うちでは、スコティッシュフォールドのバニラが、老猫になってからの便秘が始まりました。
その時の事は、こちらの記事にも書いてあります。
バニラは20歳まで生きてくれました。
ただ、やはり17歳過ぎてからは「心臓の音に雑音がある」と言われるようになったんです。
ほとんどの子が15歳を過ぎれば心臓の機能も落ちてくるため、雑音はあるようですね。
ですので、我が家の老猫たちは毎月、獣医さんから心臓の負担を減らす「エナカルド錠」という錠剤を割って分割したものをもらっていました。
「エナカルド錠」は血管拡張剤で、心臓の負担を減らすだけでなく、腎機能が低下している子にもいいという事がわかっていると言われました。
※エナカルド錠のジェネリックはこちら↓
[レニベースジェネリック]エナプリル2.5mg
※動物病院で処方されている方たちが、継続するのに金銭面できつい場合など、
こちらのジェネリックを使われていたりします。
これは苦味もニオイもない飲みやすいお薬なので、毎朝1回、ピルクラッシャーで砕いて少量のウェットフードに混ぜれば食べてくれました。
ですが、徐々に始まったバニラの便秘には苦労しました。
老猫が便秘の時にすぐにできる解消法
猫の便秘は、以前に獣医さんにおからや、こんにゃくを刻んで餌に混ぜるといいと言われた事があったのでやってみたんですが・・・。
残念ながら、うちの子はウェットフードに混ぜても食べてくれないんです><
バニラの場合、便秘がひどくて力むことで後から吐いてしまうほどだったので、可哀想で早くなんとかしてあげたくて。
でそこで、ネットの口コミをキャットフードごとに、どんどん調べていたんですが、その前に、まずは油で滑りを良くしてあげる事もしてみようと思ったんです。
油は、猫の好きなバター(無塩)を小さじ半分ほど、なめさせました。
その後、家にあった毛玉ケアのジェルラキサトーンを少しだけ多めにあげておきました。
これは、2~3日続けた方がいいかもしれません。
お腹のマッサージも嫌がらない程度にして、後は食事療法になります。
老猫の便秘の解消に効果があったキャットフード
便秘対策という名前のキャットフードはないため、楽天やAmazonなどでひとつひとつのメーカーや、いろいろな種類のキャットフードの口コミをチェックして便秘に効果がみられるものを探しました。
そこで、「便秘が改善した」という口コミのキャットフードがロイヤルカナンの消化器サポートの「可溶性繊維」。
消化器サポートは他にも種類があるので間違えないで、「可溶性繊維」と書いてあるのを選んで下さいね。
これ、本当におすすめなんです。
うちのバニラはこのフードに変えてから、便秘がすっかり解消したんですよ。
あんなに、毎日吐くほどつらそうだったのに。
腎臓の数値が悪いと言われていた子もいたので、しばらくしてからは同じくロイヤルカナンの「腎臓サポート」を少しずつ混ぜて半々にしてみたら、それでも他の誰も便秘になる事はなくなりましたよ。
ロイヤルカナンと言えば、今年、2017年に韓国工場が完成して、日本にも韓国製のものが流通するようになるという話もあったんですが。
このあたりは、韓国工場はまだ未完成で1年ほど遅れるそうです。
そして、日本からの批判も多かったせいか、韓国工場ができてからも、日本へはこれまで通り「フランス製」ものを販売されるとの事。
なので、これからも安心してロイヤルカナンを買う事ができますよ^^
純血種だと寿命が短くなるなど言われる事もありますが。
我が家のスコティッシュたちは、最高齢21歳で、他の子も20歳、17歳と長生きしてくれたのも、ロイヤルカナンのおかげかなと思っています。
ただ、今いる猫たちは好き嫌いもあって、ピュリナなどにロイヤルカナンを混ぜてあげている感じです^^;
粒も大きめなので、体が小さめの子には食べにくいのかも?